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読売新聞に掲載されました!

2017.7.12

『横須賀市中心市街地。タワーマンションの3階にある保育園「横須賀バイリンガルスクール(YBS)」」に一歩入ると、園児たちの元気な声が響く。「Mine」「Give me」「いいよ」「さよなら」。一般的な保育園とは違い、日本語と英語が入り交じる。

保育園を運営する「横須賀バイリンガルブリッジ」の井上芙美社長(36)は当初、日本人2人、米国人1人の園児3人で保育園をスタートさせた。どちらの言語も自由に使わせるようになったきっかけは、プラスチック製のブロック玩具の取り合いで、園児たちが始めたけんかだった。

友達と遊びながら自然と覚えた言葉で、言いたいことを言い合っている。かつて関わったインターナショナルスクールでは、無理やり英語を使わせる環境に違和感を感じていたこともあり、日本語と英語の両方を使った保育を開始。園の名称も現在の「横須賀バイリンガルスクール」に変更した。今では、1歳半から年齢別に5クラスあり、計約270人を35人の日本人の保育士や幼稚園教諭、外国人スタッフがシフト制で受け持っている。

米海軍横須賀基地に近いこともあり、園児の内訳は米国人7割、日本人3割。日米の母親同士が買い物やキャラクター弁当の作り方イベントで交流を深め、基地内でしか自由がないと思っていた子育て世代の米国人の評判に。井上社長は「米国人は慎重だが、楽しいと思ったら行動は早い。半々くらいが理想だが」と苦笑いする。

おもちゃで遊んだり、保育士に合わせて日本と米国の曲を歌ったり。語学レッスンもあるが、英語と日本語使って心から楽しめる場所を提供することで、園児はあまりストレスを感じることなく言葉を覚える。そしてある瞬間、園児の口からは母国語ではない言葉が飛び出す。井上社長自身も、米国人の園児が片付け最中に突然、「トレーが開かない」と日本で訴えてきて、驚かされたこともあった。

英語と日本語をしゃべることができるようになった子供たちのために、9月には保育園の近くで、卒園生が通えるインターナショナルスクールの開設を予定している。米軍人の中には、いったん帰国しても、家族や自信の希望で再来日するケースがあり、バイリンガルスクールに通った子供たちの変える場所を作るという意味もある。

将来は受け入れを高校生の年代まで引き上げ、世界各国の大学入試資格を取得できる教育プログラム「国際バカロレア」の導入を目指す。井上社長は「言葉は人と人をつなぐ道具。園児たちの手で両国の絆を深めてほしい」と期待し、保育園で育った子供たちが世界で活躍する日を指折り数えている。』

読売新聞 2017年7月11日 記事

 

 
 
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メディアで紹介された横須賀バイリンガルブリッジ事業を掲載します。